こんな不安を持つあなたへ
実はNISAブームの背景には、日本の社会問題と政府の思惑があります。この記事では、NISAの本当の狙いと、賢く活用する方法をわかりやすく解説します。
「理由もなくNISAブームが来てみんなが投資を仕出す」
そんなことはなく、必ず原因があります。バブル期のようにお金を羽振りよく使えるのであれば投資ブームは来ません。そもそもこういった投資ブームは「将来への備え」として始められている方が多いと思います。なぜ将来や老後の事を考えなければならないのでしょうか。その理由を解説します。
2025年、65歳以上の人口が3割を超えました。これが何を意味するか。高齢者が増えて長寿化が進むことで社会保障の負担が大きくなります。
このため政府はこれらのお金を集めなければなりません。しかし少子高齢化に伴って現役世代が減少し、年金や医療費を支える人が足りない。昨今の政府の度重なる増税の理由の1つはこういった物です。
問題なのは今後どうなるか。データから見ると
✅ 2023年の出生数 77万人(過去最低)
✅ これからも少子高齢化は進み、年金制度の維持が困難になる
こういった理由から少子高齢化問題はさらに重大化していくことが見込まれています。
政府の本音は…
「もう年金じゃ支えきれないから、計画的にお金を貯めて自分で老後資金を作ってください!」
こういった理由で登場したのがNISAだと考えています。NISAは非課税で投資が出来ます。税金大好きな日本が「非課税枠」を作ったのは、国民に投資を促すためです。
「老後2000万円問題」が話題になったように、年金だけで生活できる時代は終わり。国としては、「NISAを活用して、自分で資産を増やしてね」というメッセージを出しています。
つまり、NISAは 「国民のための制度」でもあり、「政府の都合のいい制度」でもある ということ。
政府の狙いがあるとは言え、老後の生活や資産形成のためにも投資を初めようとしているあなた方もいると思います。ここでは実際にNISAで長期積み立て投資を始めた私が考えたNISAのリスクや上手く活用する方法をご紹介します。
私はNISAで長期積み立て投資を推奨していますが、その上で改悪されると困るのは以下の項目です。
旧積み立てNISAでは非課税期間が20年でしたが、新NISAでは恒久化(期限なし)されました。積み立て金額や非課税に目が行きがちですが、長期投資を行う上で1番のメリットとなりました。しかし今後の状況でこの恒久化が続く保証はありません。
「ハイパー節約をして浮いたお金を出来るだけNISAにつぎ込む」
老後のお金を最大化するための長期投資ではそうなると思います。20歳の1万円を70歳で10万円にするようなイメージです。私もこのような考えを持って自炊や外食でも安いメニューを頼むなど行ってきましたが、その行動に疑問を感じるようになりました。
こういった理由でNISAだけ頑張るのをやめて次のような考えを持つようになりました。
まだNISAで長期積み立て投資を始めてから7ヶ月ですが、このような考えになりブログを始めるなどの副業やジムに通うなどの「今の自分への投資」を大事にするようになりました。
政府の狙いを理解しつつ、「自分にとってベストな資産形成」を考えることが大切です。
✅ 少子高齢化を背景に政府は各自で資産形成を促している
✅ NISAを活用して無理のない範囲で将来の資産形成をコツコツ始める
✅ 「節約してNISA」だけにならず、自己投資や副業などの選択肢も考える!
✅ ”今も将来も”大事に行きましょう
NISAを「どう賢く使うか」が重要です。
これからNISAを始めようとしてる方の参考になれば幸いです。