「資産形成って本当に必要?
今困ってないし、貯金も特にしてないけど…まぁなんとかなるでしょ?」
僕も以前まではそんなふうに思っていました。
でも今は、少しずつ資産形成を始めています。
なぜなら「お金を貯める目的」を知ったから。
この記事では、
「そもそも資産形成って何のためにやるの?」
という疑問に答えます。
特に20代から資産形成を始めるメリットは多くあります。資産形成の時間が長く確保でき、特に独身の方は家計の支出がコントロールしやすく比較的お金を貯めやすい時期にあります。
今回の記事を読むことで資産形成のメリットが分かり、始めようか迷っているあなたの背中を後押いする内容になっています。
資産形成の目的は大きく2つです。
「安心を買う」&「選択肢を増やす」
注意して欲しいのは「車を買う」「海外旅行に行く」といった数年以内の目標に向けてお金を貯める貯金とは本質が違います。
なぜなら資産形成はすぐ使うことを目的にしていないからです。
具体例を交えて紹介していきます。
将来は誰にもわかりません。
だからこそ、お金があること自体が“安心”を買う手段になります。
「老後2000万円問題」っていう話を聞いたことはありませんか?
生活費や医療費、趣味も含めると、老後に必要なお金は年金の他に約2000万円必要と言われています。
さらに昨今のインフレや平均寿命が伸びるなどを背景に2000万円だけでは足りなくなることも考えられ、考えれば不安は増える一方です。
年金だけでは暮らせない現実がある今、20代のうちから資産形成をしておくことが
「未来の自分を守る」ことに繋がります。
病気や家電の故障などで急にお金が必要になる場面があると思います。
生活している以上、大きな出費が出る可能性はゼロではありません。上の例は1例であり、こういった出費は無数にあると思います。
そういった不安に対して資産形成をしておくことが「安心を買う」に繋がります。
もし将来、子どもができたら習い事、塾、大学の学費などお金が必要になる場面もあると思います。
大学の学費だけで数百万円はかかる時代です。塾代も3年間で100万円以上は必要になります。
また子どもがやりたいと言う習い事にも全力で後押ししてあげたい。。
そういった「今わからない」という事に対して対応できるのも資産形成で「安心を買う」こともできます。
資産があると安心を買えるだけでなく、「人生の選択肢」が広がります。
人生100年時代。いつやりたいこと、挑戦したいことが出来るか分かりません。
それを「お金がないから」で諦めなくていい。今の自分が出来ることの「選択肢」が増える。
これ、めちゃくちゃ大きいです。
ある程度の資産があると、それを運用することで「収入の選択肢」が増えます。
それこそNISAなどを使えば、株式や投資信託に非課税で投資できます。
つまり、自分が働いていない間も、お金がお金を生む状態を作れる可能性があるという事です。
先ほどの「資産を運用する=お金に働いてもらう」を拡張した話になります。この運用できる資産が大きいほど、運用して得られるお金も大きくなります。その結果、
「会社に縛られずに自由に生きる」なんて夢も、資産があれば実現可能です。
FIREは4000万円以上資産を作って年利5%で運用して年200万円で生活すると言うような物から、不足分を今の仕事ではなく自分がやりたい仕事に置き換えて足りない分を補うというやり方もあります。
「会社をやめてやりたい仕事が出来る」「上司に会わなくていい」
といった嫌なことを避ける「選択肢」もあります。
「老後もまだ先だし、目的なんて特にない」
それでも大丈夫。
資産形成は安心感や選択肢そのものが価値になります。
将来やりたいことができたとき、「資産がある」というだけで、すぐ動けます。
いきなり大金を投資する必要はありません。
例えば、月1万円からでも新NISAで投資信託を始めることができます。
おすすめは「S&P500」や「全世界株式」などのインデックスファンド。
資産形成にはNISAを活用するべき理由をこちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。↓
資産形成は「我慢」ではなく、「自由」のためのもの。
そんな人は、今この瞬間から始めて損はありません。
僕もまだ勉強中ですが、一緒に少しずつ、やっていきましょう。