昨今電車に乗っていると「新NISA」の広告を見たり、「NISA、iDecoで資産形成を~」といったアナウンスを聞くことも増えた気がします。
「老後2000万円問題」に代表されるように年金だけで生活出来る時代は終わり、個人で資産形成をする時代になりました。
そして20代から資産形成を意識する人も増えているというのも事実です。
さすがに早すぎない?と思う方もいると思いますが、実際小さくても早いうちからコツコツ始めることが非常に有効であるのもまた事実です。
現在独身20代の私も節約習慣を身につけ、NISAで投資を始めて7ヶ月。大学時代に資産形成の意味や大切さを勉強し、社会人になっても継続して行っています。
今回は私の知識や経験談などを混ぜて「資産形成」についてご紹介していきます。
「将来の自分を守るため、自由な選択肢を手に入れるため」
これが基本になります。人生のライフステージでかかるお金、急な出費が必要になることもあります。
人生のライフステージでかかるお金は急に大きなお金がかかることもあるのでコツコツ貯めておくことが大切です。また予想外の出費や自分がお金をかけてでも経験したい、挑戦したいことも出来るかも知れません。資産形成をしておくと「お金で困る」を減らすことができます。
つまり、お金を貯めることは「安心を買う」ことでもあり、「人生の自由度を上げる」行動なんです。
高年齢者雇用安定法改正により、2025年4月から65歳までの雇用確保が義務化されました。
仕事を退職した老後は65歳以降になるため、資産形成期間はざっくり25歳から65歳の40年間。
資産形成を25歳から始めるか、45歳から始めるか。単純に25歳の方が資産形成の期間が長いのでお金が貯まりやすいですが、それ以上のメリットがあります。
社会人になったばかりの20代は、独身で自由に使えるお金が多い時期。一方で45歳は子どもが中学・高校と進学し、部活や塾など何かとお金が必要になる時期になります。20代のメリットは家計のコントロールがしやすく、お金を貯めやすいです。
またこの時期に「貯める習慣」を身につけておくことで、30代・40代の自分がラクになります。
資産運用は「どれだけ早く始めるか」でリターンが大きく変わります。
節約・貯金してお金が貯まったら長期投資でお金を育てるフェーズに入るのが一般的です。
そしてこの投資フェーズが長いほどリターンも大きくなります。
たとえば、長期積立投資で月3万円ずつ投資して年利5%で運用した場合の含み益は
お金が増える額がこれだけ違います。これが複利の力。
20代から始めることでこの「複利の恩恵」をたくさん受けることが出来ます。
初心者の資産形成には2本の柱があります。
投資は後工程になります。まずは100万円貯めるところから始めましょう。貯金額が少ないときは投資よりも節約の方が早く貯まります。
100万円を貯めることを目標に頑張りましょう。これは「貯めたお金以上の価値」があります。
つまり、100万円を貯める過程で身につく節約スキルや習慣に加え、安心や投資の準備が出来るなど様々な恩恵があります。
節約はまずは固定費から。固定費とは毎月かかるお金のことです。まずは以下3点から取り組みましょう。
次に変動費です。ポイントは満足度を下げず、自分が許容できる範囲を見つけて習慣化することです。
私は以下の3つを実践しています。
次に「新NISA」を使って投資するための準備や勉強を始めましょう。
NISAでの長期投資は資産形成において大変有効ですが、勉強して知識をつけてからでないと失敗してしまう可能性もあります。
投資を始める前に勉強しておくこと、知っておくことは本当に多いです。
↓こちらの記事でご紹介しています。まずは用語から抑えましょう。
「まだ早い」と思っていた20代こそ、最強のスタートダッシュが切れるタイミングです。
まずは小さく、100万円の貯金を目標に。
そのあとは投資の勉強をしてNISAを使ってコツコツ投資。
1年後には、きっと今とは違う「お金に強い自分」になれます。