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【完全ガイド】NISA初心者が積立額を決める方法|月いくらが正解?

導入文

「NISAを始めたいけど、月いくら積み立てればいいのか分からない…」

そんな悩みを抱えていませんか?

生活防衛資金はあるし、NISA口座も開設済み。でも肝心の「積立額」で手が止まってしまう方は多いと思います。「ドルコスト平均法」から毎月一定額を積み立てるのは分かったけど、いくらずつ積み立てようか。

この記事では、NISA初心者が毎月の積立額をどう決めるべきか、収入やライフスタイル別にわかりやすく解説します。

NISAの積立額、なんとなく決めていませんか?

よくある悩み:

  • とりあえず月1,2万円でスタート…これって正解?
  • 今は独身だけど家庭を持ったらこの投資額で継続できるかな?
  • ある分全部は投資に回しちゃっておうかな

このように、明確な根拠がないまま積立額を決めると、将来の出費に備えられなかったり、途中で投資をやめてしまうリスクもあります

【結論】積立額は「継続できる金額」から逆算しよう

大事なのは、65歳まで長期でコツコツ積み立てられるかどうか。

毎月の積立額は、無理なく続けられる金額から逆算して設定しましょう。

ポイントはこの3つ:

  • ドルコスト平均法から毎月一定額積み立てるのが最善策
  • 65歳まで5歳単位で毎月の収入・固定費を把握
  • 娯楽費を踏まえ、投資に回せるお金を決める。

4. 積立額を決めるステップ(3ステップ)

ステップ1:60歳まで10歳単位で毎月の収入を把握

務めている会社の年代別ごとの給与推移を調べて手取り額に換算しましょう。

300万で80%として、100万円上がるごとに手取りが1%減る計算式で大丈夫です。

  • 21-30歳 400万×79%=316万:月 26.3 万円
  • 31-40歳 600万×77%=462万:月 38.5 万円
  • 41-50歳 700万×76%=532万:月 44.3 万円
  • 51-60歳 800万×75%=600万:月 50 万円

このように60歳まで計算しましょう。昇進は考えずに平均給与でざっくり計算で大丈夫です。

ステップ2:60歳まで10歳単位で毎月の支出額を把握

ステップ1と異なるのはライフステージが人によって違うという事です。

  • 独身時代
  • 同性時代
  • 子どもが小学生
  • 子どもが中高生

特に結婚願望のある方は子どもが何人まで考える必要があります。ステップ1のように単純計算では行かないです。家賃や食費などは世帯ごとの平均支出額で構いませんが、1番大きいのは大学学費、仕送り等で奨学金を借りるか・借りないのかで貯蓄するべき額もかなり変わってくると思います。思ったより支出が多く投資に回せるお金がない、、これが積み立てを継続できなくなってしまうポイントだと考えています。やはり「使えるお金の把握」が最優先です。以下に私の場合の例を挙げていきます。

子どもが30歳で1人目35歳で2人目を想定しています。

  • 24-26歳:独身時代     月10万円
  • 27-30歳:同性、結婚    月15万円(23万円、※以下かっこは二人の支出)
  • 31-40歳:子ども小学生   月25万円(32万円)
  • 41-50歳:子ども中高生   月30万円(38万円)

ステップ3:毎月の投資額を試算

後は引き算して投資額を決めるだけです。毎月の余剰額は私の場合以下のようになります。

  • 24-26歳:月16.3万円
  • 27-30歳:月11.3万円
  • 31-40歳:月19.3万円
  • 41-50歳:月20.0万円

一見余裕があるように見えますが、この中から遊んだり急な出費等も含まれています。また私立似通った場合だともっと減ってしまいます。

これとは別で、大学資金として1人1000万円を貯めようと考えているので、平均で毎月8万円ずつの必要になってきます。遊ぶお金と合わせたら10万は余裕で超えてしまいますし、家族旅行や外食となればさらに額は膨れ上がります。

私の場合はこれらを考慮して月4万円ずつ投資を始めました。無理のない投資範囲であり、年利5%で40年投資すれば6000万円になるという予測金額に満足したためこの金額にしました。

老後2000万円問題とありますが、インフレや物価高を背景に老後3000万、4000万問題ともっと膨れ上がる可能性も十分にあります。一方で両親に恩返しをしたり家族と旅行に行ったり等、若いときにしか出来ないお金の使い道も大切にしたいと思ってます。私のイメージの1つは花火大会で有料席で気持ちよく見ることを1つの楽しいシーンとして思い描いています。

筆者のリアルな積立額とその考え方

私も最初は「とりあえ4万円」で始めました。

家賃補助で社会人1年目は家賃が安く、生活防衛資金も確保した上で始めました。

その後、引っ越しや将来の結婚を見据えて毎年見直しを実施。

ドルコスト平均法をフル活用するには結局このように計算するのが良いかと思います。

積立額を決める際の注意点

  • 全額投資はNG!
    自己投資(スキルアップや資格取得)や経験(旅行、人間関係)に使うお金も残しましょう。
  • 途中での取り崩しはもったいない!
    NISAは非課税期間を活かして長期運用する制度。急な出費で取り崩すのは避けたいところ。

まとめ|今できるベストを積み立てよう

  • 積立額は「継続できる金額」が正解
  • 年収や支出、ライフイベントを見据えて無理なくスタート
  • 生活防衛資金を確保してから投資を始める
  • ドルコスト平均法でコツコツ継続する

最初は小さくてもOK。大切なのは「続けること」です。

焦らず、あなたのペースで資産形成を始めていきましょう!

suma_rabi