20代で「資産形成を始めたい」と考えているあなた、本当に素晴らしいです。
おそらく節約を頑張ったり、家計を見直したりと、コツコツ行動を始めているのではないでしょうか。
最近よく聞く「NISA」という言葉にも興味が出てきた頃だと思います。
この記事では、これからNISAを始めようとしている20代に向けて、「正しい使い方」と注意点を、私自身の体験も交えて解説します。
NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益にかかる税金(約20%)がゼロになる制度です。
2024年からは「新NISA」として制度がパワーアップし、以下のような特徴があります。
つまり、税金を気にせず「長期でじっくり資産形成したい」人にピッタリの制度なのです。
まず、あなたはおそらく節約を頑張っていると思います。
それ自体は素晴らしい行動ですが、貯金だけでは「お金の価値」を守ることはできません。
なぜなら、今の時代はインフレでモノの値段が上がり続けているから。
銀行に100万円預けても、5年後にはその100万円で買えるモノが減ってしまう可能性があるんです。
そこで重要になるのが、「お金に働いてもらう」という視点。
NISAを使って、コツコツと投資を始めることで、お金を守りながら育てることができるようになります。
私は2024年10月から、新NISAで月4万円ずつインデックスファンドに積み立てをしています。
積立額は7ヶ月で約28万円。しかし、2025年4月時点での評価額は約-28,000円(損益率-11.6%)。
「結構減るやん!」と驚きもありましたが、私は保有を続けています。
短期的な値動きでマイナスになることは誰にでもあります。大切なのはここで売らずに、コツコツと続けていくこと。
長期的には世界経済が成長し、損益はプラスに転じる可能性が高い。だから焦らず、気にせず、毎月同じ金額を淡々と積み立てています。
なぜ個別株ではなく、インデックスファンド?
初心者にありがちなのが「1株で一発当てたい!」という個別株投資ですが、これはおすすめしません。理由は以下の通り:
その点、インデックスファンドは市場全体に分散投資でき、安定感が違います。
おすすめの銘柄例:
これらを使って、**毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」**を活用することで、買い時を悩まずに済みます。
投資に回すのは、あくまで「使わなくてもいいお金」です。
最低でも3〜6ヶ月分の生活費は現金で持っておきましょう。
事故や怪我、車の故障など急な出費が必要になって投資信託を切り崩してしまう可能性があります。
しかもその時に暴落してたら損してしまいます。
投資は短距離走ではなく、マラソンです。
20代で始めて、30年後・40年後に笑っていられるかどうか。
目先の値動きに一喜一憂せず、続けることが何より大切です。
節約と投資は強力な資産形成の強力なツールですが、他にも資産形成に繋がるツールはあります。
キャリアアップして給与収入が増えたり、副業を初めて収入源を増やすなどの選択肢があり、これは成功したら資産額は大きく増えます。節約は有限ですし、NISAも100%増えている保証はないので、投資と同じく分散とバランスが大切です。
今の行動が、未来の自分を助けてくれる。
20代のうちに正しくNISAを活用して、経済的な安心と自由を手に入れていきましょう!